撮影後の楽しみ
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長時間露出で撮影した星景、星野の画像には、輝点(星を散らしたような)ノイズが発生することがあります。
通常、天体撮影では、本撮影とは別に用意したダークフレーム(長秒時ノイズなどのダークノイズだけを含んだ画像)を用いて長秒時ノイズを低減する「ダークフレーム減算処理(ダーク補正)」を行います。「ダーク補正」を行うことで、輝点ノイズも同時に軽減されます。
ダークフレームの撮影を省略して手軽に撮影した星景、星野の画像に輝点ノイズが発生した場合は、ニコン純正のRAW画像現像ソフトウェア Capture NX-D(ニコンのホームページから無料でダウンロード可能)の「アストロノイズリダクション」で簡単に、効果的に低減できます(NEFのみ)。