監修 吉田隆行

D810Aシューティングガイド

絞り・露光時間を決める

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撮影した星雲を目立たせるために淡い星雲のコントラストを強調しても、できるだけ画像が荒れないよう、天体撮影では多数コマの画像を重ね合わせてS/N比を高くする「コンポジット処理」を行います。別売のリモートコード MC-36Aのインターバルタイマー撮影とD810Aの電子先幕シャッターを組み合わせると、カメラブレを回避しながら多数コマを効率よく撮影できます
※星野、星雲撮影では、電子先幕シャッターを併用しなくても多くの場合ブレの影響はありませんが、気になる場合は電子先幕シャッターをお試しください。

リモートコード MC-36Aのインターバルタイマー撮影と電子先幕シャッターの設定手順

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MC-36Aのタイマーをセットする

ディレー時間(撮影開始までの時間)、露光時間、インターバル、撮影回数、電子音の有無を設定します。

カメラ本体のインターバルタイマー撮影と異なり、露光時間は99時間59分59秒まで1秒間隔で設定できます(ただし、同様に99時間59分59秒まで1秒間隔で設定できる「インターバル」より1秒以上短く設定する必要があります)。また、撮影回数を無限回に設定することもできます(メモリーカードの容量やバッテリー残量の許す限り、撮影をくり返します)。

2

MC-36AをD810Aに接続し、カメラの電源をONにする

3

カスタムメニュー「d5」で、「電子先幕シャッター」を[有効]にする

静止画ライブビュー時にはボタンを押して機能設定表示を呼び出し、「電子先幕シャッター」の[有効 / 無効]を手軽に選択できます。

4

カメラのレリーズモードを(ミラーアップ撮影)にセットする

レリーズモードダイヤルロックボタンを押しながら、レリーズモードダイヤルをに合わせます。


注) 以外のレリーズモードでは、電子先幕シャッターを[有効]に設定してあっても、常にメカニカルシャッターで撮影されます。

5

カメラを以下のように設定する

露出モード:MまたはM*

シャッタースピード:Bulb(バルブ)

インターバルタイマー:解除

フォーカスモード:マニュアル

6

静止画ライブビューにして撮影を始める

MC-36Aのタイマー作動ボタンを押すとタイマーが作動し、ディレー時間経過後に1回目の撮影が実行されます。

ファインダー撮影でのミラーアップ撮影では、 1度目のシャッターボタン全押し動作でミラーアップし、2度目の全押し動作で初めて撮影が行われるため、例えばインターバルを5分に設定した場合、ディレー時間経過後にまずミラーアップし、その状態で5分経過してから1回目の撮影が開始されます。静止画ライブビューでのミラーアップ撮影ではあらかじめミラーがアップしており、1回の全押しで撮影が行われるため、ディレー時間経過後に1回目の撮影が実行されます。

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