EN
JP

宇宙には数えきれないほどの銀河や星雲が存在し、神秘的な情景を生み出しています。星空撮影を始めると、いつかは遙か遠くで輝く渦巻銀河や星雲も撮影してみたいと思われることでしょう。天体写真は奥の深い世界です。経験を重ねたら、是非、天体望遠鏡を使って色鮮やかな星雲や銀河の撮影にも挑戦し、宇宙の神秘に近づいてみてください。

画像はイメージです。
機材協力:株式会社高橋製作所

画像はイメージです。
機材協力:株式会社ビクセン

天体望遠鏡を使った撮影

星が放つ光の中には、デジタルカメラだけでは十分に写し出すことが難しい対象もあります。天体望遠鏡を使って、ニコンのデジタル一眼レフカメラ D5500とD750で撮影した作例をご紹介します。

星座の中にたくさんの微恒星が輝く、
スモールスタークラウド(M11星団付近)

たて座にある散開星団M11付近の星域です。ちょうどこの辺りは銀河が濃くなっており、いて座のM17付近のスタークラウドと並んで「スモールスタークラウド」と呼ばれています。双眼鏡で観望すると、星々が集まった様子がよくわかり、天の川銀河中心付近と比べても遜色ない美しさです。いて座付近の天体と比べて南中高度が高いため、霞空などの低空の影響も受けにくく、チャレンジしやすい星域です。

撮影にはD5500を使用しました。D5500はバリアングル液晶モニターを備えているので、撮影対象を確認しやすいというメリットがあります。また、星団を構成する星々を分解する優れた解像力もD5500の実力です。

スモールスタークラウド(M11星団付近)をD5500で撮影

©Takayuki Yoshida

●鏡筒:ビクセン VSD100F3.8 アストログラフ●赤道儀:ビクセン SXP赤道儀にてオートガイド追尾 ●画質モード:14 ビットRAW(NEF)●露出モード:マニュアル、180秒×4枚コンポジット● 高感度ノイズ低減 / 長秒時ノイズ低減:しない/しない● ホワイトバランス:オート● ISO 感度:1250

美しい星の集まり、スタークラウド

スタークラウドは夏の天の川の中で最も星が密集している星域です。その形が動物の横顔のように見えることから「バンビ」という愛称が付けられています。バンビは双眼鏡でその姿を見ることができますから、ぜひ夏の時期に観察してみてください。
撮影にはD750を使用しました。優れた高感度性能で、美しい星の集まりをクリアーに描写しているのがご覧いただけます。

スタークラウド付近(D750で撮影)

©Takayuki Yoshida

●鏡筒:ビクセン VSD100F3.8 アストログラフ●赤道儀:ビクセン SXP赤道儀にてオートガイド追尾 ●画質モード:14 ビットRAW(NEF)●露出モード:マニュアル、180秒×4枚コンポジット● 高感度ノイズ低減 / 長秒時ノイズ低減:しない/しない● ホワイトバランス:オート● ISO 感度:1250